水に関する文献を探すなら古賀河川図書館へ!

        【上位版】次世代型サイト作成システム「SIRIUS」
        【通常版】次世代型サイト作成システム「SIRIUS」

古賀河川図書館のご案内

図書館,河川,ダム,湖沼

 

 

 

古賀河川図書館案内地図
      

 

 

 

 

 

1.古賀河川図書館の所在地
   〒830−0002
   福岡県久留米市高野2−6−3   電話・FAX 0942−33−2893

2.古賀河川図書館に所蔵する文献は約8,000冊
3.開館時間は原則として10時〜17時です。
  来館される場合は事前に電話連絡をお願いします。
4.図書の貸し出しも可能ですが、ご相談の上貸し出すものとします。
5.お問い合わせ(Eメールは次のボタンをクリックしてください。)
        お問い合わせの他、河川に関するシンポやイベント情報が                   
               ありましたらEメールにてお知らせをお願いします。      
6.文献は次の35分類です。
   文学、紀行、歴史、水運、民俗、水車、地理、社会(住民活動、ダム補償)
   生活(健康、料理)、法律、経済、農業用水、農業用水史、環境、親水、公害
   水資源、水道、水道史、工業用水、下水道、下水道史、水力、森林、治水
   治水史、水害、、橋、地下水、水質、科学、生態、年鑑、工事誌、児童書
    蔵書検索システムへは、ここをクリック

         古賀河川図書館蔵書検索

 

7.「社団法人 北部九州河川利用協会」からご支援を頂き調査してきました「筑後川の碑の調査」は、今年度は100箇所の調査を終え、ホームページに公開しました。平成23年度も引き続き100箇所を目標に調査する予定です。
         筑後川の碑

 

8.河川・ダム写真集(フリー写真素材)
  これまで撮りためてきた筑後川を主にした河川・ダムの写真を公開しています。
  これらの写真はご自由にご使用いただけます。順次増やしていきますので
 ご期待ください。
         写真集(フリー写真素材)


サイト情報

平成23年1月10日(月)

       古賀河川図書館文献研究会が発足!

   詳しくはこちらをご覧ください

 

東北関東大震災により被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
古賀河川図書館文献研究会の会員から、大震災により被災した方々への思いが寄せられましたので、次のとおり掲載します。
   20011.3.11大震災に思う  島谷 幸宏
   20011.3.11巨大地震に思う 大熊 孝

 

● 「碑文が語る筑後川」について講演しました。
   (講演日:2010.12.17 場所:くるめウス)
● 「筑後川流域の文化を考える」について講演しました。
   (講演日:2009.12.18 場所:くるめウス)
● 「河川・ダム写真集(フリー写真素材」を追加しました。
   (追加日:2009.8.21)
● 古賀河川図書館から見た筑後川花火大会(動画)
● 「筑後川水の友」のホームページに古賀河川図書館の記事「筑後川の文献」を連載しています。

最新情報

● 「’16.3月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2016.2.29)
● 「’16.2月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2016.2.29)
● 「木曽三川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2016.2.29)
● 「碑文が語る筑後川(221)」を追加しました。
   (追加日:2016.2.29)
● 「河川書の探求(86)を追加しました。
   (追加日:2016.2.29)

 

● 「’16.1月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.12.30)
● 「’15.12月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.12.30)
● 「矢作川の本2」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.12.30)
● 「碑文が語る筑後川(216) 〜(217)」を追加しました。
   (追加日:2015.12.30)
● 「河川書の探求(84)を追加しました。
   (追加日:2015.12.30)
● 「’15.12月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.11.30)
● 「’15.11月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.11.30)
● 「矢作川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.11.30)

● 「碑文が語る筑後川(211) 〜(215)」を追加しました。
   (追加日:2015.11.30)
● 「河川書の探求(83)を追加しました。
   (追加日:2015.11.30)
● 「’15.11月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.10.30)
● 「’15.10月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.10.30)
● 「豊川の本2」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.10.30)
● 「碑文が語る筑後川(208) 〜(210)」を追加しました。
   (追加日:2015.10.30)
● 「河川書の探求(82)を追加しました。
   (追加日:2015.10.30)
● 「’15.10月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.9.30)

● 「’15.9月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.9.30)
● 「豊川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.9.30)
● 「碑文が語る筑後川(206)(207)」を追加しました。
   (追加日:2015.9.30)
● 「河川書の探求(81)を追加しました。
   (追加日:2015.9.30)
● 「’15.9月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.8.30)
● 「’15.8月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.8.30)
● 「天竜川の本4」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.8.30)
● 「河川書の探求(80)を追加しました。
   (追加日:2015.8.30)

● 「’15.8月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.7.31)
● 「’15.7月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.7.31)
● 「天竜川の本3」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.7.31)
● 「碑文が語る筑後川(204)(205)」を追加しました。
   (追加日:2015.7.31)
● 「河川書の探求(79)を追加しました。
   (追加日:2015.7.31)
● 「’15.7月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.6.30)
● 「’15.6月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.6.30)
● 「天竜川の本2」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.6.30)

● 「碑文が語る筑後川(203)」を追加しました。
   (追加日:2015.6.30)
● 「’15.6月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.5.31)
● 「’15.5月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.5.31)
● 「天竜川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.5.31)
● 「碑文が語る筑後川(201)〜(202)」を追加しました。
   (追加日:2015.5.31)
● 「’15.5月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.4.29)
● 「’15.4月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.4.29)
● 「大井川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.4.29)

● 「碑文が語る筑後川(196)〜(200)」を追加しました。
   (追加日:2015.4.29)
● 「河川書の探求(78)を追加しました。
   (追加日:2015.4.29)

 

● 「’15.4月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.3.30)
● 「’15.3月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.3.30)
● 「安倍川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.3.30)
● 「碑文が語る筑後川(191)〜(195)」を追加しました。
   (追加日:2015.3.30)
● 「河川書の探求(76)(77)を追加しました。
   (追加日:2015.3.30)
● 「’15.3月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.2.27)
● 「’15.2月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.2.27)
● 「富士川の本2」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.2.27)

● 「碑文が語る筑後川(186)〜(190)」を追加しました。
   (追加日:2015.2.27)
● 「河川書の探求(74)(75)を追加しました。
   (追加日:2015.2.27)
● 「’15.2月の新蔵書」を追加しました。
   (追加日:2015.1.31)
● 「’15.1月の寄贈書籍」を追加しました。
   (追加日:2015.1.31)
● 「富士川の本」の紹介を追加しました。
   (追加日:2015.1.31)
● 「碑文が語る筑後川(183)〜(185)」を追加しました。
   (追加日:2015.1.3)
● 「河川書の探求(72)(73)を追加しました。
   (追加日:2015.1.31)

水のことなどあれこれ

 

              水のことなどあれこれ(36)

 

               マンホールのふた

 

 朝日新聞(平成22年12月20付け)朝日歌壇にマンホールのことが、が詠まれていた。

<マンホールあれば踏みたくなる癖は未だ治らずマンホールを踏む> (鹿嶋市 榎本麻央)
現代は、車社会である。マンホールを踏むことも、見ることも殆んどない。まして、意識的にマンホールを眺めることも稀になった。私の住んでいる久留米市の下水道のふたを眺めると、耳納連山、筑後川、久留米カスリがデザイン化されている。この3つの絵は、久留米市のシンボルそのものである。マンホールのふたには、その市町村のシンボルが描かれて面白い。例えば、筑後川流域の市町村のマンホールには、日田市は日本三大のひとつである鵜飼が、田主丸町はいたずら河童が、そして佐賀市では愛嬌のあるムツゴロウが旅人に旅情を誘う。

 

 林 丈二写真/文『マンホールのふた<日本篇>』(サイエンティスト社・1995年)を、広げると、下水道以外にも、上水道、電信電話、ガス、共同溝のマンホールも掲載されている。これらのマンホールのデザインは、下水道ほどなく、その市町村のシンボルマークは全然描かれてなく、単調で面白くない。どうして、下水道のマンホールのふただけ、このように描かれているのか不思議でたまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 下水道のふたは、ゲリラ豪雨の際は、ふたが浮き上がって、ずれることがある。現在の下水道システムでは時間雨量50mmでは、ほぼ対応できるが、50mm以上の降雨量になると、排水の対応できなくなる。平成10年9月23日から25日にかけて、高知市内では、時間最大雨量が112mmに達した。こうした中で、市内の11ケ所のマンホールのふたが、ずれまたははずれ、これに転落して2人が亡くなったという。下水道マンホール安全対策研究会編著『誰でもわかる下水道マンホール安全対策』(大成出版社・2000年)の書には、高知市では、マンホールのふたを圧力開放飛散防止型に取り替えたと、論じている。豪雨のとき、佐賀市内では、ムツゴロウのふたから、水が飛び出していると、要注意である。

 


              水のことなどあれこれ(35)

 

            −五ケ瀬川・岩熊井堰建設の悲劇−

 

 福岡県久留米市から高速バスに乗って、延岡市まで約3時間30分の旅であるが、車窓からいくつかの河川が眺められ、楽しませてくれる。筑後市を貫流する矢部川、熊本県にはいって、菊池川、白川、緑川と。緑川の蓮台橋もみえる。緑川ダムを過ぎ、峠を越えると神話の里高千穂に入り、やがて五ケ瀬川の流れにそって延岡に着く。五ケ瀬川は、今では珍しくなったが鮎簗が架かっている。300年の伝統があるいう。平成22年11月14日の早朝に、簗を見に出かけた。

その簗場で、簗師・高橋正矢(せいや)さんに聞いた話である。
簗を作られている川幅の長さは、116メートル、そのうち天然の緩やかな魚道が24メートルあり、丸太は杉材で上流側の丸太の長さは、3メートル、下流側の丸太の長さは、5.5メートルで、この組み方は馬と呼ぶ。杉は2年しかもたないが、松は20年もつ。必ず大きな石が固定の役割を持っている。今年はまだ水温が高く、鮎の下りが少なく、養殖もので、魚道の所に生簀があり、そこで晒すので油っこさはなく焼き鮎としては、美味しい。桟橋を作り鮎が落ちる所に踊り場を作って、観光客に楽しんでもらうように作った。この簗の工法は、設計図あるものの、設計図どおりにはいかない。親父から教わったものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鮎は、西風が吹いて、寒くなり、雨が少し降ると、産気づいて卵を産むために川を下るそうで、水温が暖かいので、落ち鮎が遅れている。スズキやボラは汽水域の魚で、ここには塩水は上がってこないが、塩水に押されて、淡水域までやってくる。鮎の天敵はスズキで鮎を食べてしまうから、不漁になる。今年は、台風が来なかったので大丈夫だったが、台風に出会うと簗が壊れて商売にならないという。五ケ瀬川の簗は、日本一の規模を誇っている。江戸期においても鮎簗は行なわれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簗をみたあと、江戸期に造られた岩熊井堰に行った。此の堰は真中が尖ったような堰で、への字のような形の堰で、両岸側から取水されている。優美な堰である。堰を越える流水がなんともいえない安らぎを与えてくれる。
享保9年(1724)延岡藩主牧野貞道の治世に、家老の藤江監物(ふじえけんもつ)が、郡奉行江尻喜多右衛門に命じ、工事に着手した。しかしながら、難工事や台風などの災害に遭遇し、工事費が嵩んだ。享保16年(1731)監物は、軍用金流用の濡れ衣を着せられ、監物と3人の子は逮捕され、日之影町の牢に幽閉され、監物と長男図書は獄死する。その後、郡奉行江尻喜多右衛門らによって、享保19年(1734)堰は完成した。このような悲劇の岩熊井堰について、城 雪穂は小説『藤江監物私譜/笛女覚え書』(鉱脈社・平成8年)で描いている。
 いま、この堰のまえに立ち水の流れを追うとき、時空を越えてそのときの光景が浮かんでくるようだ。堰の所に岩熊水神社が遷座している。そして堰を静かに見守っていた。

 

(H22.11.18 古賀河川図書館)

 

 

                水のことあれこれ(34)

 

              −畳で水害を防いだ延岡の街−

 

宮崎県延岡市は、河川風景が素晴らしい。五ケ瀬川と大瀬川に挟まれた城下町である。

この延岡にて、平成22年11月13日〜14日「第10回九州「川」のワークショップin延岡」が開催された。九州「川」のワークショップは、九州の水環境を守り、育み、創るために九州各地の流域で活動している人々や団体が一同に会し、それぞれの活動や取り組みの発表を通して、意見や情報を交換・交流することによって、「いい川」とは、「いい川づくり」とは何かなど、よりよい水環境を育むとともに水防災意識の向上をみんなで一緒に検討する場である。
 小学生、高校生、大学生、行政関係者、企業関係者、そしてNPOの人々がそれぞれ、環境教育・森作り、いい川・啓発活動、防災・いい川づくり・伝承・管理などのテーマで発表した。そのなかで、防災・伝承の部において、五ケ瀬川の畳堤を守る会長木原万理子さんの畳堤(たたみてい)の発表には、大変な興味を覚えた。
国土交通省延岡河川国道事務所・延岡市北町区・「五ケ瀬川の畳堤を守る会」編『畳で街を守る−それは地域と行政の新たな取り組みだった−』(延岡河川国道事務所・平成15年)に、畳堤について、次ぎのように述べられている。

「畳堤とは高さ60センチの橋の高蘭(橋に設置されている手すり)に似たコンクリート製の堤防で、上からみると幅7センチの隙間がある。この隙間に畳をすっぽりとはめ込んで、台風などで川の水が堤防を越えて氾濫する前に、畳を立てて洪水を防ぐ。地元の人達は昔から高蘭と呼んでいたが、正式な名称は特殊堤防「畳堤」である。」

畳堤は、延岡市街地の船倉町、紺屋町、中央通の一部、祇園町の一部、北町の五ケ瀬川沿い、980メートルに現存する。980メートルでは、約500枚の畳が必要になるという。造られたのは昭和初期といわれている。畳堤の畳は、一般家庭の畳が使われており、住民自らが畳を持ち出して洪水を防いだ。住民の知恵と工夫で街を守った。
 五ケ瀬川以外では、岐阜県長良川と兵庫県龍野市の揖保川に畳堤が設置されているという。延岡駅前のお土産品売り場に、お菓子「畳堤サブレ」があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(H22.11.18 古賀河川図書館)

 

古賀河川図書館開館までの経過

昭和42年         水・河川・湖沼関係文献の収集を始める
昭和54年〜平成4年  「水登ともに」(水資源開発公団発行)3月号に
               「水の文献目録」を寄稿
平成5年〜13年     「水登ともに」に「水の本」を寄稿
平成8年8月        「水・河川・湖沼関係文献集」発行 

 

平成10年         5,000冊突破

 

平成14年2月〜     「水の文化」(ミツカン水の文化センター発行、旬刊誌」に
               「水の文化書誌」寄稿中
平成15年11月〜    「ダム日本」((財)日本ダム協会発行、月刊誌)に
               「ダムの書誌あれこれ」寄稿中
平成16年1月〜     「にほんのわか」(日本河川開発調査会発行、旬刊誌)
               に「アーカイブスの河川書誌考」寄稿中
平成16年7月〜     「用地ジャーナル」(椛蜷ャ出版社発行、月刊誌)に
               「文献にみる補償の精神」寄稿中
平成16年10月     共著「里川の可能性」(新曜社)発行

 

平成20年5月      古賀河川図書館、筑紫野市にオープン(所蔵約8,000冊)

 

平成21年3月      古賀河川図書館、久留米市に移転(所蔵約8,500冊)

プロフィール

図書館,河川,ダム,湖沼

古賀邦雄
こが くにお
水・河川・湖沼関係文献研究会
1967年西南学院大学卒業
水資源開発公団
(現・独立行政法人水資源機構)に入社
30年にわたり水・河川・湖沼関係文献を収集
2001年退職し現在
日本河川開発調査会
筑後川水問題研究会に所属



          ホームページ作成・簡単・便利