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米代川の本

                         米代川の流れ

米代川は、秋田県北部、奥羽山脈の秋田、青森県、岩手県の県境に位置する中岳(標高1024m)に源を発し、中岳から南流する切通川、八幡平から北流する只川などを集めて、岩手県安代町を南下して、向きを西に変えて秋田県の花輪・大館・高鷲盆地を貫流して、二ツ井町付近で、阿仁川、藤琴川などを合流し、能代市街地で日本海に注ぐ、延長136km、流域面積4100km2である。  米代川の上流域は、ブナ天然林が世界的にも最大規模で分布し、世界自然遺産に1993年に登録された白神山地、十和田八幡国立公園や4つの県立公園となっている。また、上流域には、160の鉱山があり、一帯は天然秋田杉の宝庫であったことから、江戸期には大量に木材や鉱石を運搬する手段として、舟運が発達した。  米代川は、天然鮎が遡上することが有名で、「なべっこ」、「鯱流し」などの伝統行事が行われている。近年の水害は、1972年7月、2007年9月の梅雨前線による被害を受けた。  なお、米代川水系では、森吉山ダム(小又川)、萩形ダム(小阿仁川)、岩神ダム(長木川)、山瀬ダム(岩瀬川)、早口ダム(早口川)などが築造されている。
 
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   小又川の1万年     米代川の舟運

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